どこで消えているか
段ごとに、公開されている数字を置いただけです。出典の言えない数字は入れていません。段があっても数字が無いところは、空けてあります。
金額でいえば、この国で研究に使われている金の大半はここにある。技術は、生まれている。
作られて、研究されて、特許にもなって、そのまま使われずに消える分。
経済産業省
一番確実な道である。ただし椅子は増えないので、運んだ人の役割は届けた時点で消える。ここに数字は無い。
事業会社から生まれた技術系の会社の数。
経済産業省・2024年4月
技術を外へ移す組織があり、投資する人がいて、制度がある。通り道が、先に作られた。
経済産業省・2024年10月(前年から786社増)
並べる前の断り。この二つは違う調査の数字で、範囲の取り方が同じとは限らない。定義を揃えれば十倍かもしれないし、五十倍かもしれない。だから倍率そのものは信用しないでほしい。それでも、この差は定義のずれで消える大きさではないと思う。桁が違う。
棒の長さは目安です。面積や比率を厳密に写したものではありません。形を見るためのもので、測るためのものではない。
一段ごとには、悪い人がいない
消えた技術には、消えるだけの理由がそれぞれあったはずです。 事業部に入れたのも、そこが一番確実だからです。 切り出さなかったのは、切り出したことがないからで、それは怠慢ではありません。
だが段を掛け合わせると、こうなります。
成功は全部の段を通らないと成立せず、失敗はどこか一段で足ります。 だから、たいてい死ぬ。百六十九という数は、その掛け算の答えだと思っています。
そして、これは能力の話ではありません。 金額でいえば、この国で研究に使われている金の大半は事業会社の側にあります。技術はあって、道が無い。
足が地についていないこと
この頁だけは、書いている人間が自分の目で確かめられません。
一社の中で何が起きているかは、見ました。四つの段で止まったことも書きました。 ですが、それが国の数字にどう繋がっているのかは推論でしかありません。
そのことを書いた上で、それでも数字は置いておきたいと思いました。