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組織の石垣が、何で軋んでいるかの記録

どこで消えているか

段ごとに、公開されている数字を置いただけです。出典の言えない数字は入れていません。段があっても数字が無いところは、空けてあります。

1事業会社の研究開発

金額でいえば、この国で研究に使われている金の大半はここにある。技術は、生まれている。

2事業にならなかった技術63% が消える

作られて、研究されて、特許にもなって、そのまま使われずに消える分。

経済産業省

3残ったものは、既存の事業部へ

一番確実な道である。ただし椅子は増えないので、運んだ人の役割は届けた時点で消える。ここに数字は無い。

4社外へ切り出せた会社169社

事業会社から生まれた技術系の会社の数。

経済産業省・2024年4月

対照大学から生まれた会社5,074社

技術を外へ移す組織があり、投資する人がいて、制度がある。通り道が、先に作られた。

経済産業省・2024年10月(前年から786社増)

並べる前の断り。この二つは違う調査の数字で、範囲の取り方が同じとは限らない。定義を揃えれば十倍かもしれないし、五十倍かもしれない。だから倍率そのものは信用しないでほしい。それでも、この差は定義のずれで消える大きさではないと思う。桁が違う。

棒の長さは目安です。面積や比率を厳密に写したものではありません。形を見るためのもので、測るためのものではない。

一段ごとには、悪い人がいない

消えた技術には、消えるだけの理由がそれぞれあったはずです。 事業部に入れたのも、そこが一番確実だからです。 切り出さなかったのは、切り出したことがないからで、それは怠慢ではありません。

だが段を掛け合わせると、こうなります。

成功は全部の段を通らないと成立せず、失敗はどこか一段で足ります。 だから、たいてい死ぬ。百六十九という数は、その掛け算の答えだと思っています。

そして、これは能力の話ではありません。 金額でいえば、この国で研究に使われている金の大半は事業会社の側にあります。技術はあって、道が無い。

足が地についていないこと

この頁だけは、書いている人間が自分の目で確かめられません。

一社の中で何が起きているかは、見ました。四つの段で止まったことも書きました。 ですが、それが国の数字にどう繋がっているのかは推論でしかありません。

そのことを書いた上で、それでも数字は置いておきたいと思いました。

この段を一社ずつ見ていきます

どの段で落ちたのかを、実在の会社で確かめた記事を送ります。